パチンコ店の闇 元大手幹部が語る大暴露ブログ

元パチンコ業界大手企業幹部 秋田によるパチンコ店の闇事情を大暴露

初めまして

初めまして。

管理人の秋田と申します。

突然のことながら、わたくしは10年ほど勤続していた関東にございます某娯楽施設運営の会社を退職しました。これは俗にいうブラック会社だからだとかいう、それこそかっこのつけようがない理由での退職でした…

晴れて明日からニートデビューというわけなのですが後悔はしておりません。あの会社に勤めて今まで10年、人をだましたり、高齢者や大学生、さらには生活保護受給者といった社会的に言うと弱い立場にある方からお金を搾取するような行為ばかりしてそのお金でご飯を食べていたと思うと、もう今にも吐いてしまいそうになります。

そして私もまれにそのお金を搾取される側に立つこともありました。歳でいうともう20歳くらいからでしょうか?いくらお金を使ってきたかもわからないくらい脳が麻痺してしまっているんですね^^;

借金もしました…

合計でおよそ90万円ほどです。25歳から所謂債務者になってから5年間ほどで借金は一向に減らず増えていくアリジゴクに陥ってしまっています。誰かに助けを乞おうにもすべて自分が原因でこのようになってしまったので自らの責任は自分で取るべしと考えているプライドが邪魔をして相談することすらできない状況です。

 

 

皆さん

私が今まで10年間何の仕事をしてきたかおわかりいただけたでしょうか?

私が今まで勤めていたのは、パチンコ店の営業部です。

とてもいい仕事だとは言えませんが、業界では上位に君臨する企業で勤務していました。高校を卒業したのち半年間フリーターとして自分の将来に絶望しかけていた頃に友人の紹介でアルバイトから始めて自分でいうのも恐縮ですが異例の出世で2年間で副主任職といわれる職へと昇り詰めました。その時は私の人生も捨てたものではないと思い期待とやる気に満ちたまさに少年のように毎日バリバリ働いていました。

私の中で変化が生じたのは2011年頃...

業界は俗にいう規制が新しくかかった時期です。当時はパチンコ店の集客は主にポスターやPOP(台に札などを挿してどの台が熱いかさりげなく告知する行為)などでイベントを告知することでしたが、その告知等の行為が一切禁止になってしまいました。はっきり言ってしまえば業界はその規制の穴を探し、少し違う告知の仕方を探してなんとでも言い逃れができるようなやり方を模索することなんて朝飯前なのですが、当時は今まで出していたポスター類が一気にでなくなってしまったため、客の数は急激に落ち込みMAXの3/4程度にまでたった1月で減少してしまいました。当時の売上は過去の中でも急激な落ち込み方を見せていたので自分の中でもよく覚えています。

そんな中、常連のお客様方はいつものようにお店に来ていました。私は特に接客に自信があったためそういった常連のお客様の顔は全員覚えていました。もちろんお客様にも覚えられていたので、何気ない世間話や、お客様の最近はまっている台、自信のオカルト的な話(業界でいうところのオカルトとは、根拠のない大当たりのねらい目みたいな感じでしょうか...)を聞くのが仕事をしていて一番やりがいを感じていました。

ある日、突然本社から招集がかかったので私は店舗からは少し離れた本社へと向かうことに…

そこで上司から言われたのは驚くべき内容でした…

お前は常連のお年よりとすごく仲がいいらしいな。今の現状規制のせいで若い客はほとんどが来ない状況となっているから、その人たちが現状の太客だ。君はそんなお客様が午前中とかで帰ってしまわないように話しかけてなるべく長いこと遊戯してもらえるように努めなさい。ノルマを課します1月500万円。明日から。

 

以上でした。

会社は、自分たちの手を汚さず、他力本願で弱者からお金を搾取しようと考えたのです。ですが当時私は上司に従う従順な犬でした。ノルマを達成するために私なりのやり方でやってみました。

結果は

その月からの売上が700万円ほど上がりました。

たまたまかもしれませんがこれには一安心。

途中でアルバイトの子とノウハウ共有などをして実践した結果売上には大きく貢献できたように思いました。

こんなことが年々増えてやり方もどんどんエスカレートしていき

ついに私を退職させる動機となったお客さまからの一言を言われました

あんたも、この店も変わったね。

苛立ちながら放たれた50代くらいの男性でした。それを聞いた私も少しイライラしてしまいました。なんせすごい剣幕でいわれたものですから...

 

 

私は後日その男性が万引きの常習犯であることを知りました。

理由はパチンコにはまりすぎてしまい生活が困難だったと

でも彼は言っていました

「息子には迷惑ばかりかけている」

男性は消費者金融から多額の借金をしていたことも知りました

でも彼は言っていました

「あんたたちが話し相手になってくれるなら、ちょっと負けて帰るくらいがちょうどいいんだよ^^」

そんな男性の素性を知ったのは近所である事件が起こったことが原因でした。警察の方が店に大勢入って来て店で一番仲の良かった私が事情聴取の名目でその男性について詳しく聞いてきたのです。

なんでもその男性は借金を苦に自殺してしまったようでして、その捜査でということでした。

その事件からわずか2週間ほどで退職を決意。

そして今にいたります。

パチンコは多くの人を地にそこへとつき落とす闇だということを少しでも大勢の方にわかっていただきたい。また身近にいらっしゃるパチンコにはまってしまっている方に救いの手を伸べてほしいのです。早ければ早いほど助かる余地はあります。ですが、若ければ若いほどどっぷりと闇につかってしまう危険が高いです。

私はそんな方々の力になれればと思いましてこのブログを立ち上げました。

これはパチンコ店の闇 元大手幹部が語る大暴露ブログ

という名で運営していこうと思っています。

長くなりましたが事実だけを誠意をもって公開していこうと思いますので応援の程よろしくお願いします。